日常生活に支障をきたす膝(ひざ)の痛み、今回は話題を変えて執筆者が常に心掛けていることを参考に紹介させていただきたいと思います。
ひざが痛む主な原因とは
日常生活上では以下の原因であることが多いです。
(1)加齢
高齢になるほど、ひざを支える周辺の筋肉が衰えるだけでなく、ひざの関節軟骨がすり減ることによって大きな負担が掛かるようになります。
その負担による炎症で痛みが生じます。
(2)太り過ぎ
もちろん、体重が重いほどひざへの負担は大きくなります。
その負担により、同じように関節軟骨がすり減ることで痛みが生じます。
(3)運動不足
普段、筋肉を鍛えないことになりますので、筋力低下と共に負担が増し、関節軟骨のすり減りによる痛みへ発展します。
(4)スポーツなどによる負荷
これは逆に筋肉が疲れ、組織に小さな損傷が生じることで痛みが現れることがあります。
関節軟骨がすり減ることによる症状は、一般的に変形性膝関節症と呼ばれています。
ひざの痛みを防ぐ心掛け
執筆者の私はごく普通のサラリーマンです。
但し、年齢はまだ40歳弱ですね。
また毎朝起床は朝5時で、帰る時間は夜11時以降になることがほとんどです。
これでは日頃から何かを心がけようと思っても、普段の仕事の忙しさだけで疲れてしまい、ストレスが増してなかなかできないですよね。
なので、普段の生活においてこれだけは注意しようという心がけを紹介します。
(1)自宅から駅までは原則歩き
これは一般のサラリーマンはほとんどそうでしょう。
因みに私は15分圏内なので、行きも帰りも、この間はひたすら歩き続けます。
なおバスの通りもない辺鄙(へんぴ)な場所に住んでいますので、強制的に歩くことになっていますね。
(2)歩くスピードは常に早くする
通勤時の歩きもそうですが、それ以外でもオフィス内やその他の移動の際は、歩くスピードを常に速くします。
歩幅は1メートル前後でしょうか、周囲からは早すぎるよと言われることもありますが、慣れればそんなに難しくないと思います。
大阪府内では歩くスピードが速いといわれていますが、私はそれ以上に速い自信があります。
私は高校生や大学生の頃、常に歩くのが早い教員がいて、その教員の授業が何故か分かりやすく、成績も上がったので、その教員に憧れていました。
この頃から歩くのが早くなりましたね。。
(3)無理にジョギングは行わない
これは、スポーツによる高負荷と同じでかえって筋肉を疲れさせ、ひざを痛めるので行いません。
よほど小さい時から長距離走が得意などの特技があれば別ですが、こういうのはなかなか長続きしないんですよね。
(4)食事は腹八分目
もちろん、暴飲暴食は太り過ぎの元となり、当然ひざへの負担が増します。
私は何故か、社会人になってから間食が減りました。
会社からの帰りが遅くなるのを想定して、夕方にお菓子を食べるくらいですね。
また夜が極端に遅い場合は、ご飯などの炭水化物は極力控えるようにします。
(5)駅や建物内は原則階段で
ほとんどの電車の駅にはエレベータが設置されていますが、少なくとも私たちの世代は使いませんよね。
時々海外出張で大きなスーツケースを運ぶことがありますが、エレベータを使うのはこの時ぐらいです。
またエスカレータも多いですが、その場で止まるのではなく、エスカレータ上でも常に昇ったり下りたりなどで歩くのです。
東京では左側に並んで右側通行、大阪では右側に並んで左側通行していますので、この行動は普通となっています。
(6)近距離のお出かけも歩きで
お買い物など荷物が多い場合は別ですが、近くのお店やコンビニに用事があるぐらいでしたら自宅から歩いて移動するので十分ですよね。
もちろん、歩くスピードは遅めてはいけません。
遠方に旅行で出かけた場合は、そのお出かけ先で歩き続けるのも良いでしょう。
(7)上り坂などはあえて早く歩く
ややハードルが高いですが、これはちょっとした筋トレになります。
もし通勤経路上にあればチャンスですよね。
こういうのはいざ始まるとつい逃げてしまいがちな傾向にありますが、できる限り早いうちから取り組んだ方が良いかもしれませんね。
まとめ
どうですか。まだ私は若いかもしれませんが、最後に言いたいのは継続は力なりです。
世の中には歳を重ねてからでは遅いという経験が多いですが、早いうちからこうやって取り組む姿勢を身に付けることで、きっと将来、良い成果が生まれるものと思っています。
私は通勤の行きと帰りのみ革靴を使いますが、ここ十数年、この心掛けにより10足前後の革靴を駄目にしましたね。。
80年以上生きるのも普通の時代ですので、今後とも皆さんと一緒に頑張っていきましょう。