富士通が生産性効率を改善するために5千人を異動させる方針です

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富士通は10月26日、海外事業の不振で伸び悩んでいるため、国内の事務部門をスリム化することで利益を生み出す方針を示しました。

富士通とは

1935年に設立して創業以来、ICT(情報通信技術)を中心としたコアを持ち続ける会社です。

(本店:神奈川県川崎市)

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E5%B0%8F%E7%94%B0%E4%B8%AD

当初、製品としてはコンピュータ各周辺機器やソフトウェア、ネットワーク機器、電子デバイスなどがあり、個人のお客様向けのパソコンやスマートフォンなどもありました。

またこれらの製品を金融や自治体、医療などのあらゆる分野に応用させることで各種業務のソリューション化しています。

個人的には、スーパーコンピュータ「京」が興味深いですね。

さすがトップクラスの企業だと思います。

引用:https://journal.jp.fujitsu.com/2015/08/06/01/

今回の異動とは

異動の目的は、総務や人事など国内の事務部門をスリム化することです。

全体の約25%に相当する5千人を、営業やシステムエンジニアなどの職種に異動させる方針です。

もし難しければ、退職金を割り増す早期退職を活用するそうです。

経営状況について

これまでに半導体やパソコンなどの事業を売却し、ITシステム事業に注力してきましたが、利益は目標を下回る水準だそうです。

そのため、売上増に直接つながる営業などに手厚く人材を配置することを決めたとのことです。

今回の早期退職で見込む人員削減の規模は、「人が足りない部門もあり、減らせばよいという発想ではない。構想を詰めている段階だ」(塚野英博副社長)としてまだ示されていません。

海外では工場の再編に乗り出し、ドイツ南部にあるパソコンやサーバーの工場は2020年に閉鎖する計画ですが、約1500人の従業員の処遇は未定だそうです。

国内工場についても塚野副社長は「減少している生産量に応じた体制に作り替えたい」と述べ、再編を検討しているそうです。

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まとめ

大手の企業とはいえども、何だか色々大変な事情があるみたいですね。

企業規模が大きいほど世間に対する責任も重くなりますし、それだけ利益確保に対して慎重に行動している訳ですね。

となると、それだけ従業員も会社の事情に振り回されるケースが多いので、日頃からストレスも多く、大変なことでしょう。

執筆者の私が初めて扱ったパソコンは富士通製のFMVシリーズです。

当時と比べると会社の状況も大幅に変わっていますので、今後またどのような会社に変わっていくのか、色々と気になる次第です。

富士通に限った話ではないですが、世間に追従していくのがいかに大変な時代かが、このようなニュースを知るだけでもしみじみと伝わってきます。

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